写真やアルバム・夫婦の思い出の品は離婚後、処分する?しない?

日本の夫婦は3組に1組の割合で離婚してるといわれます。諸外国と比較してこの離婚率は高いのか、低いのか?
近年の各国の国政データに基づいた「離婚率が高い国ランキング」によると1位は71%という驚異的な離婚率でベルギーがトップ。2位以下は次のような国々が並んでいます。

日本は意外にもベスト10にランクインしていません。気になるので11位以下を調べてみたら離婚率36.5%で14位にランクインしておりました。36.5%…なるほど。3組に1組の割合で離婚するといわれる所以はこの数字が裏付けていますね。
さて世界の離婚率はさておき、ここからが本題。
今回は「離婚した女性は夫婦の思い出のアルバムを処分するのかしないのか?」という素朴な疑問です。さすがに身近な人に聞けないテーマなのでネットの書き込み情報を中心に女性の声を集めてみました。

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元夫との思い出の品、保存か、処分か。

別れた元夫との思い出の品やアルバムをどうしたか。ネットで女性の声を拾い上げた結果、当然ながら「保存派」と「処分派」に分かれました。体感的には半々のイメージです。
色んな考えの方がいらっしゃいましたので抜粋して紹介させていただきます。
まずは保存派の声から。

保存派の声

保存派の声

2人の間に子供がいたので悩みました。親にとってはもう愛していない人の写真など、必要ないかもしれません。しかし子供にとっては、大切な血のつながった親ですから。なので子供が大人になってから、必要か不要かを聞こうかなと今は保管してあります。(30代女性)

実家に頼んで、ダンボールひと箱分の写真類を保管してもらっています。ただ、子供だけの単独写真はいつでも子供が見られるようにアルバムにまとめて持っています。(30代女性)

元夫との写真は取ってあり、実家にあります。息子は全部見ています。離婚後、私は子連れで再婚しました。友人達に「息子さんってお父さんにそっくりね」と言われるので「実はこっちが本当の父親なの」と言って昔3人で写した写真を見せています。息子は結構あっけらかんとしています。(30代女性)

前夫との思い出写真は保管しています。今は再婚し、二度目のウエディング写真と昔のウェディング写真を2枚並べて「わたし、どう見ても老けたよな」なんて、のほほんと笑っています。人生には成功もあれば失敗もある。すべて私の人生の記録ですもん。(40代女性)

私が離婚したのは子どもがまだ年少だったのですが、精神的DVがきっかけで、子どもも完全にパパを怖がっていました。個人的にはアルバムなどは処分したいのですが、子どもがもう少し大きくなって、物事がわかるようになったら、普通に事情も話し、本人が見たいと言うなら見せるつもりでいるので保管してあります。(30代女性)

相手の事は今でも大嫌いだし、二度と会いたくない人です。でも、結婚式や新婚旅行などの思い出は人生の1ページです。離婚の際、「私が処分するから」と言って持ち出したのですが、捨てられずすべて残しています。単に思い出として取ってあります。(30代女性)

かつて生活を共にした伴侶との写真アルバムは全てとってあります。今更見る気もしないし、しかも、私はバツ2なので全部で20冊くらいある。なんで捨てられないのかな。自分でもよくわからない。(50代女性)

相手の事は大嫌い。二度と会いたくない。でも、引き取ったアルバム類は今も処分せずに残しています。未練ではありません。結果として離婚したけど、アルバムの中には、幸せいっぱいの自分が笑っているから。写真を捨てる事自体にも抵抗があり単に思い出として取ってあります。(40代女性)

元夫とはDV、浪費、女性遊びなどが原因で離婚しました。離婚時に子供が小学生と5歳児で父親の記憶がはっきりとあり、写真を見なくてもどちらにしろ父親を思い出すので特に積極的に捨てようとは思いませんでした。だから写真は全部とってあります。(40代女性)

娘が3歳、息子が1歳半のときに離婚しました。写真やアルバムは私が引き取りましたが、再婚した今も押し入れのダンボールの中にあります。娘にも息子にも小学校高学年くらいのときに離婚した理由を話し、アルバムを見せました。息子が1枚の写真を指さして「これ誰?」と聞いてきたので「本当のお父さんだよ」というと「姉貴にそっくりじゃん」。それだけでした。(40代女性)

実家に頼んで、ダンボールひと箱分の写真類を保管してもらっています。「封印」「開封禁止」とでっかく書いて、ガムテープでグルグルにして保管してもらってます。ただ、子供だけの単独写真はいつでも子供が見られるように、アルバムにまとめて持っています。一応、子供が成人するとき、ダンボールの中の写真をどうしたいか聞いてから処分しようと思ってます。(30代女性)

私の友人の話ですが、お家に招かれた時、別れたご主人の結婚アルバムを見せてくれました。元ご主人の顔のところに「キムタク」の顔がはってありました。とても面白かったです。友人は再婚してますが、家族に隠すことなくふつうに戸棚に並んでました。(30代女性)

処分派の声

処分派の声

写真館の婚礼写真、結婚式や旅行のアルバム、ホームビデオ、全てうちの畑で野焼きしました。指輪は買い取り屋へ。形として残る思い出の品はほぼゼロです。残っているのは頭の中に浮かぶアイツの記憶だけ。脳外科に行ってこの記憶も消してほしいです。(40代女性)

離婚してから何年かはアルバム類は捨てずに持ってました。元夫の顔はペンで塗りつぶせばいい話ですが、私や親族の写っている写真まで処分したくなかったんです。でも、新しいご縁があり、今の旦那に悪いのでこっそり近くの神社に持って行ってお焚き上げをしてもらいました。(30代女性)

10年前に離婚しました。離婚しても思い出として残しておいても構わないかと思っていたのですが、好きな男性が出来てからは、彼の心を傷つける可能性があるものなので躊躇なく処分をしました。(40代女性)

夫のひどい裏切りが原因で離婚しました。子供はいませんでした。正直、今も夫のことが忘れられないのですが、迷いましたが、人生をリセットする意味でも思い切って過去のアルバムは焼却し、ずるずると引きずっていた思い出とは決別しました。(40代女性)

私の場合は一部を除いては、引越しの際に処分しました。結構な枚数がありましたよ。元夫は、現在再婚しているらしいので、もう会っていませんが、離婚後しばらくは、数ヶ月に一度の割合で子供達と面会していましたので、元夫と子供が一緒に写っている写真はそのまま取っておいたりしました。(40代女性)

5年前に離婚しました。婚礼アルバムはキラキラと綺麗な時の写真集みたいな感覚で手元に置いていました。その後、何人かとお付き合いをしましたがアルバムの存在を忘れていました。けれどある方と同棲を経て、再婚することになり、思い出の写真の存在を思いだし、彼の心を傷つける可能性があるものなので処分をしました。(30代女性)

新婚旅行の写真など、私にしてはなかなか写りのいい写真もありましたが全て処分しました。この間、実家に帰ったら押し入れにまだ婚礼写真があったので慌てて捨てました。でも、結婚式の集合写真って親戚にも配られるんですよね。それが残ってると思うと嫌な気分です。(30代女性)

総シルクのウエディングドレスも婚約指環も結婚指環も写真も全て処分しました。元夫の母親が用意してくれた婚約指環が質屋で以外とクオリティが低いと査定されたのには笑いましたけど。小学時代の運動会で転んだ写真は今見ても笑えますが、二度と顔も見たくない人との苦い思い出写真なんて見る気にもならないです。過去の過ちとして学んだ経験値だけで充分です。(40代女性)

私は離婚する時、写真やアルバム、そして、元夫からプレゼントされたアクセなど全部、ダンボールに入れて可燃ゴミに出しました。離婚を切り出したのは旦那の方で、私は離婚したくなかった方なのであえて未練を断ち切る為の決別です。ただ、探偵に頼んでつかんだ夫の浮気の証拠写真だけはなぜか今でも仏壇の引き出しに入っています。なんで捨てられないんだろう(笑)。(30代女性)

保存派、処分派、いろんな意見がありましたが、共感された意見はありましたか?いずれにせよ、どちらが正解という話ではなく、結局はご自分の納得する方法で処理すればいいと思います。
ちなみにアルバムや写真などは「処分したいけど、いざとなったらためらう」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方はデジタル化を検討されてはいかがでしょう。
データ化すればスマホやクラウドストレージに保存できますので他人に見られることもありませんし、何年も経ってふと過去を振り返りたくなったときにこっそり懐かしむことができますよ。

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