2018年6月8日、午前7時58分頃、大阪府北部を中心に最大震度6弱という大地震が発生しました。この地震で亡くなられた方、ケガをされた方など、被災者の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

当社のある伊丹市も震度5を記録しました。地震が発生した朝、私はちょうど児童の交通安全を見守る旗当番として通学路となる交差点の一角に立っていました。登校してくる子供たちの数が徐々に少なくなり始めた午前8時前、ドンという突き上げるような衝撃を感じた後、ミシミシという地鳴りとともに大きな横揺れに襲われ、沿道のスピーカーから緊急地震速報のサイレンが鳴り響きました。

「まあまあデカイ」。そう思った私はすぐに近くにいた数名の子供たちを歩道の隅に誘導し、揺れが納まるのをしばらくまっていました。周辺の電信柱や信号機が左右にゆさぶられ、交差点から南に延びる国道のアスファルトがまるでゴム板のようにグニャグニャと波打っていました。体格的な時間としては20秒程度と記憶しています。揺れが収まって最初に頭をよぎったことは「震源はどこだろう」でした。もし震源地が別の場所だったらその辺りはもっと大きく揺れたに違いない。そう思ってとりあえず子供たちを学校へ見送り、私は籏当番を終えて帰宅し、すぐにテレビをつけました。各局、臨時ニュースに切り替わっており、最大震度は6、震源地は「高槻」「枚方」などの大阪府北部だと伝えていました。発生直後の報道では深刻な被害はないようなニュアンスでしたが、時間が経つにつれてそうではない状況が明らかになっていきました。

今回の大阪府北部の地震はもちろん、ここ数年にわたって各地の断層で頻発している地震は100年単位で必ず起きるといわれる南海トラフ地震の前兆かも知れないとの見方が濃厚です。南海トラフ地震は断層地震ではなく、沈み込んだ大陸プレート同士のストレスの解放による巨大地震であり、その規模やエネルギーは断層地震の非ではないといわれています。

いつか必ずやってくるであろう大地震を見据え、今から万全の備えを心がけましょう。

自然災害に見舞われたらなによりまず命を守ることが第一ですが、それ以外の多くのことは事前に備えることが出来ます。

「家屋の耐震チェック」
「家具の転倒防止対策」
「いざというときに身を守る訓練」
「防災グッズ・非常用の生活用品の備蓄」
「家族で取り決める避難場所」
「津波が心配される地域なら真っ先に避難する高い場所」
「写真・アルバムなどの思い出の防災対策」

などなど。こうした心構えは大切なこととわかっていても日常生活の中でしだいに意識が薄れていくものなので、大きな画用紙に書いてトイレのドアに貼っておくなど、定期的に思い出せるような方法を考えておきましょう。

memori-one 二宮