現在、普及している主な光学ディスクは「CD」「DVD」「BD(ブルーレイ)」の3種類です。CDとDVDには直径12センチと8センチのサイズ展開がありますが、ここでは一般的な12センチサイズの光学ディスクについて解説します。

cd-dvd-br-image-2
光学ディスクは別名、「光学メディア」「光ディスク」とも呼ばれます。レーザー光線を照射して情報を読み書きする記録媒体のことで、記録することをよく「ディスクに焼く」と表現するのはこのレーザー光線でデータを記録することに由来しています。

CDの特徴とは?

%e3%83%80%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%89-7CDとは「コンパクトディスク」の略称です。主に音楽の記録に特化したディスクです。記録できる容量は650~700MB程度となります。音楽に特化した記録メディアですが、容量内なら音楽以外のデータも記録できます。

3つの光学メディアの中で最も歴史が古く単価も一番安いのがCDです。CDには以下の規格があります。

CDの規格

1)CD-ROM
市販のオーディオCDやアブリケーションCDがこのタイプ。読み取り専用となり、データの記録・削除はできません。

2)CD-R
音楽・画像・テキストなど、様々なデータを一度だけ書き込むことができます。書き込んだ後に移動や削除や追加はできません。

3)CD-RW
音楽・画像など、様々なデータの読み書きに加え、約1000回程度のデータの書き換えが可能なディスクです。書き込むためには「CD-RW」に対応したレコーダーが必要です。

CDには音楽用とデータ用がある

CDには「音楽用」と「データ用」の2種類があります。「音楽用」はCDプレーヤーで音楽を記録することを目的に作られた規格で、販売価格に「私的録画補償金」が上乗せされています。ただし、パソコンで音楽データを記録するのなら音楽用である必要はなく、データ用でもちゃんと記録できます。どちらを選ぶかは倫理的な問題となります。

DVDの特徴とは?

%e3%83%80%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%89-8DVDとは「Digital Versatile Disc」の略称です。画像や動画など主に容量の多いデータを記録するために利用される光学ディスクです。最も普及しているディスクである一方で、混乱するほどたくさんの種類と規格があり、それぞれに対応したDVDプレイヤー(レコーダー)でないと再生や記録が出来ません。

特に「+(プラス)」と「-(ハイフン)」の規格は策定した組織が異なるため、互換性がありません。いわば昔のビデオのVHSとベータの違いに似ていますが、ディスクの見た目は変わりませんので注意が必要です。

DVDの規格

「DVD-ROM」(読み取り専用)
「DVD-R」(書き込みは一度きり)
「DVD+R」(書き込みは一度きり)
「DVD-RW」(1000回程度の書き換えに対応)
「DVD+RW」(1000回程度の書き換えに対応)
「DVD-RAM」(1万回程度の書き換えが可能)

「DVD-ROM」は読み取り専用のディスクで主に市販のアプリケーションソフトや映画タイトル等の記録用です。

「DVD-R」と「DVD+R」は記録データの書き込みが一度きりに制限されている最も一般普及しているディスクです。L版の写真画像なら2000枚~3000枚を記録保存できます。

「DVD-RW」と「DVD+RW」は1000回程度の書き換えに対応したディスクで、データを削除して別のデータに書き換えたりする場合に利用されます。

「DVD-RAM」は1万回程度の書き換えに対応したディスクで、あまり一般向きではなく利用するケースが限られます。

なお、この他にも「両面」「二層式」という上位規格が存在し、記録できる容量が約2倍になったり、約4倍になったりするディスクがあります。大容量データの記録や保存に大変便利ですが、その分、価格も高くなり、なおかつそれらの規格に対応したDVDドライブでないと読み書きすることはできません。

記録容量の比較(12cmディスクの場合)

片面1層式 4.7GB(最も普及しているディスク)
両面1層式 9.4GB(TVドラマ等の記録用)
片面2層式 8.54GB(映画等の記録用)
両面2層式 17.08GB(データ容量の多い動画等の記録用)

DVDにも「データ用」と「録画用」がある

DVDにも上の規格に加え、『録画用』と『データ用』の二種類が存在します。「録画用」は地デジのテレビ番組を録画するときに使用するディスク。「データ用」は主にパソコンでデータを記録する場合に使用するディスクです。

「録画用」は価格に「私的録画補償金(著作権料の協力費)」がわずかに上乗せされており、CPRM対応(コピー制限)となっています。地デジ放送のテレビ番組はこのCPRM対応のディスクでないと、録画ができない仕組みになっているのです。

一方の「データ用」は基本的にCPRMに対応していないため、テレビ番組を録画することはできません。なお、CPRM対応ディスクで記録・再生するにはCPRM対応のDVDレコーダー(最近の大半のレコーダーが対応)が必要です。また、「録画用」をパソコンを使ってデータ記録用として利用しても特に問題はありません。

DVDプレイヤー(レコーダー)の対応規格はここで確認

複雑なDVDの規格違いによる選択ミスをさけるため、DVDプレイヤー(レコーダー)には対応するディスクの規格を判断しやすいように「デュアル」「マルチ」「スーパーマルチ」「ハイパーマルチ」などと俗称が付けられています。以下が各プレイヤーで読み書きできる対応規格です。

デュアル DVD-R、DVD-RW、DVD+R、DVD+RW の読み書きに対応
マルチ DVD-R、DVD-RW、DVD-RAMに読み書きに対応
スーパーマルチ DVD-ROM、DVD±R、DVD±RW、DVD-RAMの読み書きに対応
ハイパーマルチ DVD-ROM、DVD±R、DVD±RW、DVD-RAMに加え、DVD-RとDVD+Rの二層記録(DL)の読み書きに対応した、現在最も対応数の多いDVDプレイヤー(レコーダー)です。

BDの特徴とは?

0214034006BDとは「Blu-ray Disc」の略称です。一般普及している光学ディスクの中で最も新しく、大容量を誇る規格です。青色半導体レーザーを使用してデータを記録することで直径12cmディスク1層で25GB、2層(DL)で50GBにもなります。100GBが記録できる3層(XL)という規格もすでに普及が始まっています。DVDと比べても圧倒的な記憶容量であり、1層でもDVDの両面2層以上の容量を持っています。

最近はTVも地デジ放送でHD画質になりましたし、市販のビデオカメラもHD標準のものがほとんどです。このようなものをDVDへ記録しようとすると容量を落とさなくてはいけなくなり画質が下がります。従って、ハイビジョンの動画をきれいなままディスクに残したいならばBDが必要になります。

また、最新のBDレコーダーならば基本的にすべてのDVD規格およびCD規格の読み書きに対応しているのでとにかく今あるすべての光ディスクに対応させたいならば値段も高くなりますが最新のBD対応商品を買うと万全です。

ちなみにBDにも「ビデオ用」と「データ用」が存在しますが、どちらでもTV番組などを録画できますので大きな違いはないと思っていいでしょう。「ビデオ用」にはわずかながら著作権料が上乗せされていて、利用者の良心に任されています。

BDの規格

BD-ROM 書き込み不可
BD-R 1回のみ書き込み可能
BD-RE 約1000回書き変え可能
BD-LTH 1回のみ書き込み可能

各光学メディアの用途について

▼音楽を記録したい場合(CD)
基本はCDとなります。CD-Rで専用ソフトを使って記録するとパソコン以外でも再生できる音楽ディスクができます。

▼TV番組を録画したい場合(DVD(録画用)/BD)
DVDの「録画用(ビデオ用)/CPRM対応」、またはBDを使用します。BDはハイビジョン放送の番組を高画質で録画したい場合に使用します。再生に使用するDVDプレーヤーが対応するディスクの規格「-R」「+R」に注意が必要です。

▼写真画像などのデータを記録したい(DVDデータ用)
DVDの「データ用」を規格に合わせて選びます。動画・音楽・写真などデータとして扱えるものはすべて記録できます。

▼データを何度も書き換えたい場合
「CD±RW」「DVD±RW」「BD-RE」が書き換え対応の規格となります。基本は1000回までの書き換えに対応しています。「DVD-RAM」なら1万回の書き換えに対応していますが、あまり一般では使用しません。当然、それぞれの規格に対応したメディアドライブが必要です。

まとめ

光学メディアの三兄弟、「CD」「DVD」「BD」の特徴と規格、そして、大まかな用途について解説いたしました。

店頭でディスクを選び際の参考にして頂ければに迷うことはなくなるでしょう。光学ディスクも日々進化を続け、大容量化、高速化、安定化など、性能がどんどん向上し、BDを超える大容量の光学ディスクの開発も進められ、店頭に並ぶ日もそう遠くないようです。

当社は紙焼き写真やアルバム写真のデジタル化を請け負う代行業者です。プリント写真は日々、劣化が進行し、やがて紙くず当然となってしまいます。貴重な思い出写真を今、デジタル化しておくことはその時点で画質の劣化をストップでき、なおかつ、アルバムで見ることしかできなかった懐かしい写真がスマホでも見ることが出来る上、身近な人と写真を簡単に共有できるようになります。

家に大量のプリント写真やアルバムがあり、劣化がかなり進行している。遺品整理で個人の写真やアルバムを整理したい。誰かに見られたくないワケあり写真があり、処分せずにこっそり保存しておきたいという方はぜひ、デジタル化をご検討下さい。面倒なスキャン作業を当店の熟練スタッフが全て代行し、変換した画像データを必要な光学メディアに保存してお届けいたします。

memori-one-add-9